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ログのつらなり

UNISYS社のメインフレーム

表題の件について軽く調べたのでメモ。
系譜、主要言語、データベースについてなど。

ラインナップ

http://www.unisys.co.jp/clearpath/
ClearPath と呼ばれる。大きく分けて2系統ある。

  • OS2200
    • スペリー(Sperry)/UNIVAC が源流
    • 現行機は ClearPath CSxxxxD というモデル
    • 下位, 中位機種は Intel Xeon, 上位機種は専用チップ(CMOS)
  • MCP
    • バローズ(Burroughs) が源流
    • 現行機は ClearPath CSxxxxL というモデル
    • 下位, 中位機種は Intel Xeon, 上位機種は専用チップ(CMOS)
  • これとは別に、UNIVAC 9000 シリーズという System/360 互換機があった

OS2200について

OS2200 - Wikipedia

  • UNIVAC Exec8, OS1100 の後継
  • 36ビットマシン
OS2200環境での開発言語

Unisys OS 2200 programming languages - Wikipedia

  • UCS (Universal Compiling System) という統一されたコンパイル環境がある
  • UCSは当初、PL/IPascal 向けに開発され、次いで FORTRANCOBOL、その後 Ada が追加された
  • 現在 UCS でサポートされているのは、COBOL, FORTRAN, C, PLUS の4言語
  • PLUS とは Pascal ライクな UNIVAC 独自の構造化言語
  • また、UCS とは別に、アゼンブラ (MASM) も良く使われていた
OS2200環境でのデータストア層

Unisys OS 2200 databases - Wikipedia

  • UDS (Universal Data System) という統一された制御レイヤがある
  • UDS配下に、以下のような永続化形式がある
    • フラットファイル(SFS)
    • MSAM
    • ネットワーク型データベース(DMS)
    • リレーショナル型データベース(RDMS)
  • UDS 配下は、ロック, リカバリクラスタのメカニズムが共通
  • UDS におけるロック取得は、基本的に暗黙的に行われる

MCPについて

Burroughs MCP - Wikipedia

  • Master Control Program の略
  • なんとソースコードが入手でき、再配布可能だったとのこと(現在は入手不可)

Burroughs large systems - Wikipedia

  • システムは、ALGOL60 系の言語で記述されている (EPSOL→NEWP)。アゼンブラはない
DMSⅡ

Unisys DMSII - Wikipedia

その他